20150121news6
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ロシアのプーチン大統領は20日ロシア軍事工業委員会会議で、「ロシアは軍備競争に参加して外部からの脅威に応じるつもりはない」と明らかにしました。
プーチン大統領はその際、「ロシアはいかなる国に対しても脅威にならず、関連諸国との交渉によってすべての紛争を解決したい。ロシアは軍備競争に参加するつもりはなく、引き続きこの原則を堅持していく」と述べました。
プーチン大統領はさらに、「一部の国は地縁的な政治利益を図るため、弾薬庫の拡張に取り組み、独立国家への内政干渉を公然と行いながら、国際法遵守や交渉による問題解決という口実をもって他国に圧力をかけている。どの国かは言及しないが、世界の人々は皆知っている」と述べました。
さらに、「このような情況の下で、ロシアは国の主権維持や領土保全、民族の利益を全力で守り、軍備競争に参加せずとも外部の脅威に応じる潜在力を向上させることができる」と強調しました。これについて、プーチン大統領は例を挙げて説明し、2013年、NATO・北大西洋条約機構の軍事支出は1兆ドルに達したのに対し、ロシアの今年の軍事費予算はわずか680億ドルで、2016年においても980億ドルにとどまるとしました。(01/21 Lin,林) 国際・交流へ
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