欧州系大手格付け会社フィッチ・レーティングスは13日、ロシアの国営天然ガス大手のガスプロム社や、ロシアの石油大手のルクオイル社などの格付けの引き下げを発表しました。

　報告によりますと、ガスプロム社、ガスプロム傘下の石油生産・精製部門ガスプロム・ネフチ社、ルクオイル社、天然ガス生産量でロシア第2位のノバテク社、ロシア鉄道公開株式会社、ロシアの主要航空機メーカーのスホーイ社など9社の長期外貨・自国通貨建て発行体デフォルト格付け（IDR）を「トリプルB」から「トリプル Bマイナス」に引き下げ、格付け見通しを「ネガティブ」としたということです。

　フィッチは9日、ロシアの長期信用格付けを最低水準の「トリプルBマイナス」に引き下げました。格付け見通しは「ネガティブ」で、インドやトルコと同水準です。（殷、林）国際・交流へ