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ロシアのラブロフ外相とドイツのシュタインマイアー外相は8日、電話会談を行い「ウクライナ紛争の双方は無条件でウクライナ危機を解決するためのミンスク合意を完全に履行すべきだ」と強調しました。
両外相はさらに「ウクライナ危機の解決における積極的な動きを推し進めるため、紛争に加わる双方の停戦メカニズムの確実な実行や捕虜交換の続行、ウクライナ東部の人道的状況の改善およびウクライナ各地域と各政治勢力が参加する憲法改革の早期実施に取り組むべきだ」という点で意見が一致しました。
ドイツのメルケル首相は同日、ベルリンでドイツを訪問中のウクライナのヤツェニュク首相との会談後、共同記者会見で「各方面が昨年9月にベラルーシの首都ミンスクで合意したが、その多くの内容がいまだ履行されていない。ウクライナ紛争の双方は停戦メカニズムの実行において進展を遂げたが、その効果は依然として"脆弱"だ」と指摘しました。
一方、ヤツェニュク首相は「ミンスク合意の順守はウクライナ東部の情勢の安定にとってかなめである」との見解を示しました。(洋、小山) 国際・交流へ
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