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 ウクライナ東部の戦闘激化、露が完全停戦を主張

2015-01-19 13:31:27     cri    
 ウクライナ政府軍と民間武装勢力が先日、東部のドネツクにある国際空港で激戦を繰り広げました。ウクライナ総参謀本部は18日、「過去24時間で、ウクライナ軍は空港における激戦で3人が死亡、31人が負傷した。政府軍は空港を完全に制圧し、民間武装勢力を空港の周辺に退けた」と明らかにしました。

 ウクライナのユーリー・ビリュコフ大統領顧問は同日、「ウクライナ軍は朝命令を受け、武装勢力に対し集中砲火を加えた」と話しました。これはウクライナ政府が武装勢力に積極的な攻撃をしたことを明らかにした初めての事例で、これまでの発表はいずれも「停戦合意を順守した上での自衛のための反撃」としていました。

 ロシア外務省も同日、声明を出し「ウクライナ政府は改めて武力でウクライナ東部危機を解決する方針を取り、ドネツク、ルガンスク両州などドンバス地方の軍事力拡大を企んでいる。これによって、地域情勢はさらに悪化する。ロシアはウクライナ問題に関する連絡グループ交渉のいち早い開催に向け努力する」と発表しました。(殷、小山)国際・交流へ

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