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 李首相、大メコン川流域経済協力新枠組みに5点提案

2014-12-21 13:41:47     cri    

 中国の李克強首相は現地時間の20日午前、タイの首都バンコクで、大メコン川流域経済協力計画(GMS)第5回首脳会合の開幕式に出席しました。タイのブラユット首相、ミャンマーのテイン・セイン大統領、カンボジアのフン・セン首相、ラオスのトンシン首相、ベトナムのグエン・タン・ズン首相、それにアジア開発銀行(ADB)の中尾武彦総裁も出席し、地域協力やコネクティビティー(相互連結)などについて突っ込んだ意見交換を行い、多くの共通認識に達しました。

 李首相は発言で、「当面の世界経済は回復力に乏しく、アジア経済も下方修正の圧力にさらされているにもかかわらず、依然として世界で最も活気に溢れる地域だと言える。これは同地域の平和と安定した発展の環境、地域協力の持続的な進展に恵まれているからだ。中国は断固として平和発展の道を歩みながら、地域の平和と安定を守り、ASEAN(東南アジア諸国連合)の一体化プロセスを支持し、あくまでもASEANを中国外交の優先的方向とする。タイ、ミャンマー、カンボジア、ラオス、ベトナムの中南半島5ヵ国は中国にとって、ASEANの近隣中の近隣で、中国は隣国と親しく付き合い、隣国を友とする周辺外交の方針を貫き、5ヵ国と共に善隣友好の伝統を発揚し、地域経済の発展や国民生活の改善に取り組み、各分野における互恵協力を拡大させ、同地域の長期的な繁栄、安定と発展に弛まぬ努力を払っていく」と語りました。

 新たな協力枠組みの構築について、李首相は5つの提案を打ち出しました。それは、一、インフラ施設分野での協力を深化させる。二、産業協力モデルを革新する。三、貿易投資協力に対する金融面での支援を拡大する。四、国民生活や社会事業の発展を推し進める。五、地域発展の開放度や連結度を高めるということです。(12/21 Lin,)

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