中国の李克強首相は20日午前、タイの首都バンコクで、大メコン川流域経済協力計画(GMS)第5回首脳会合に出席し発言しました。
李首相は発言の中で、地域経済協力の方向性と重点に着眼し、持続可能で包容力のある発展を促しながら、新たな成長の原動力と協力のモデルを探り出し、中国とタイ、ミャンマー、カンボジア、ラオス、ベトナムという中南半島5ヵ国の関係発展について3つの提案を打ち出しました。
この3つの提案とは、一、全方位の交通輸送ネットワークと産業協力プロジェクトを共に画策して建設する。二、融資協力の新しいモデルを確立する。三、経済社会の持続可能で協調な発展を促すということです。
李克強首相の打ち出した3つの提案に対し、会議参加の各国の首脳は賛同の意を示し、中国が大メコン川流域経済協力プロセスの推進で果たした積極的かつ建設的な役割を高く評価し、中国と共に協力の拡大に取り組み、同地域の国と人民に恩恵をもたらすよう意見の一致を見ました。(12/21 Lin、Kokusei)
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