ウクライナメディアの報道によりますと、ポロシェンコ大統領はウクライナ東部地域を視察中に、9日から開かれる協議について、「ウクライナ側の目標は、ミンスク協定を順守するための具体的な計画を明確にすることだ。この計画には今月の9日に戦闘を停止し、ミンスク協定に従い、そこから30日以内に重火器を撤収し、効率よくヨーロッパ安全保障協力機構(OSCE)による有効な関与を通して、(長期的な)停戦を保障することが含まれている」と述べました。
ポロシェンコ大統領はまた、「11月2日に東部で行われたいわゆる『ドネツク人民共和国』と『ルガンスク人民共和国』の選挙は違法なもので、結果は絶対に取り消されなければならない。これが政治対話をするうえで起点になるだろう」と指摘しました。
「ルガンスク人民共和国」議会の指導者は6日、「ウクライナ当局はクチマ元大統領しか協議に参加しないため、私と『共和国』の指導者は出向かず、特使をミンスクへ派遣し、ウクライナ問題に関する3者連絡グループ(ウクライナ、OSCE、ロシア)の協議に出席させる」と表明しました。
一方で、「ドネツク人民共和国」側は、この協議の開催を12日にしたいという希望を示しました。(怡康、小山)国際・交流へ
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