ウクライナ議会は2日、新しい閣僚リストを可決し、ウクライナの新内閣が発足しました。新閣僚のほとんどが議会連盟を構成する5つの政党から選ばれたほか、外国人3人を起用した点が大きな特徴です。

　アメリカ人のナタリー・ヤレシコ氏が新財務相、グルジアの元保健相のアレクサンダー・クビタシュビリ氏が新保健相、リトアニア人のアイバラス・アブロマビチュス氏が経済発展・貿易相に任命されました。ポロシェンコ大統領は同日、3人にウクライナの国籍を与える大統領令に署名しました。

　再任されたヤツェニュク首相が宣誓し、「新内閣は新しいウクライナ建設という歴史的な機会に直面している。閣僚全員がこの使命を必ず果たすことを信じている」と述べました。（殷、山下）国際・交流へ