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国連のパン・ギムン事務総長は21日「国際社会がエボラ出血熱への対応を強化すれば、西アフリカは2015年の半ば前後にはウィルス感染の収束が望める」と話しました。
パン事務総長は同日、ワシントンで世界銀行のジム・ヨン・キム総裁と世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長と会談を行った後、「エボラ感染の対策を講じているところでは、新しい感染情報が少なくなっているなどの進展が見られる。対応を続ければ、2015年の半ばにはウィルス感染を抑制できる」と話しました。
しかしその一方で、パン事務総長は「各地の感染状況は均一ではなく、最近のマリにおける感染状況を懸念している。そこでWHOのチャン事務局長などを現地に派遣し、感染拡大阻止のために同国と共に協議を行った。さらに国連エボラ緊急対応ミッションに対してマリに事務室を設置するよう要求した」と紹介しています。
西アフリカでエボラウィルスの抑制で一定の成果を収めたことについて、WHOのチャン事務局長は「感染者数がゼロになるまで、警戒を続けなければならない」と強調しました。(殷、小山)国際・交流へ
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