仁川（インチョン）アジア大会は3日、14日目が終了し、飛び込みの中国代表はさらに金メダル2個を獲得し、全種目制覇を果たしました。一方、女子ハンマー投げで優勝した中国の張文秀選手はドーピング違反で失格処分になり、金メダルを剥奪されました。

　飛び込み種目はこの日、女子3m板飛び込みと男子10m高飛び込みが行われ、いずれも中国選手が優勝し、今大会で中国は全種目を制覇しました。中国代表の飛び込み全種目制覇は1974年のテヘラン大会に初出場以来、11大会連続となります。

　卓球では、男子ダブルス、女子ダブルスとも中国が優勝しました。

　また陸上はこの日、全ての種目が終了し、中国は金メダル15個を獲得して8大会連続で1位となりました。一方、女子ハンマー投げでアジア記録を更新し優勝した張文秀選手はドーピング違反で金メダルを剥奪されました。国際大会での中国代表選手のドーピング違反は20年ぶりとなります。（鵬、keiko）暮らし・経済へ