日本の安倍晋三首相は15日「全国戦没者追悼式」の式辞で、日本の「加害責任」と「不戦の誓い」に触れなかったことによって、日本のメディアから批判を受けました。
「東京新聞」の16日の記事によりますと、安倍首相は「全国戦没者追悼式」の式辞で、1994年の式典で村山富市首相(当時)が読み上げて以降、歴代首相が踏襲してきた「加害責任」について2年連続で触れず、「不戦の誓い」の代わりに「平和への誓い」と表現しました。これは来年終戦70周年で発表予定の「安倍談話」の下準備と思われるということです。記事ではまた、「積極的平和主義」の名で安保政策を変更する安倍政権に対して、「平和への誓い」と「不戦の誓い」は根本的に違うものだと述べています。
また、日本共産党紙「赤旗」の16日の記事では、安倍政権が歴代首相の表明してきた「加害責任」と「不戦の誓い」を2年連続で避けたことは、その歴史の流れに逆らおうとする態度がより明らかになったと指摘しました。(白昊、高橋敬)
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