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タイに駐在している中国の寧賦魁大使は10日、日本の安倍晋三首相の靖国神社参拝について「日本政府と指導者が歴史への反省を拒否していることの表れであり、東アジア諸国に対する侮辱である」と非難しました。
寧大使は、さらに「歴史を繰り返し否定している指導者が、日本をどこへ導き、世界に何をもたらすのか、これは人々にとって深く考えなければならない重大問題である。日本による多大な侵略や被害を受けた東アジア、東南アジアの人々は高度に警戒しなければならない」と強調しました。
また、アメリカ駐在の崔天凱大使は現地時間9日、「ワシントン・ポスト」に文章を発表し、安倍首相の靖国参拝を「危険な礼拝」として、強く非難しました。更に、「安倍氏の行為は中国を含む多くのアジアの人々の感情をひどく傷つけた。その参拝は象徴的な意味合いだけでなく、日本の将来の方向についての安倍氏の考えをも示している。東アジアで相互信頼、尊重、平等の環境を本当に安倍氏が作りたいのかどうかを反映している」と述べました。(鵬、高橋)
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