中国の羅林泉アイルランド駐在大使は24日、アイルランドの主要紙『アイリッシュタイムズ』に署名論文を発表し、日本の安倍晋三首相の靖国参拝を強く非難しました。
論文は、「靖国神社は日本軍国主義の象徴だ。安倍首相は中国など関係諸国の強い反対も顧みず、かつての戦犯が合祀されている靖国神社を参拝し、戦争の苦難を経験したアジア諸国の人々の感情をひどく傷つけた。ヨーロッパの歴史を知り、ファシズム戦争の苦痛を経験したヨーロッパの人々にはわれわれの失望と憤慨がよく分かってもらえるだろう」と述べています。
さらに、「もし現役のドイツの首相がヒトラーに頭を下げるのを見たら、第二次世界大戦の被害者はどんな想いを感じるだろう。戦後のドイツ政府と国民の歴史に対する態度は尊敬に値する。ドイツの断固としてナチズムを排除する立場はヨーロッパの真の和解やヨーロッパの人々の平和への自信回復につながっている。一方、日本政府は第二次世界大戦が終わって69年も経った今日、未だに歴史を正視せず、真剣に反省も謝罪もしていない」としました。(01/24 Lin、大野)
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