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 中印、両軍本部間のホットライン設置に関して密に連絡

2014-07-31 21:02:08     cri    
 中国国防省の耿雁生報道官は31日、中印『国境防衛協力協定』(以下『協定』)の実施状況に触れ、「中国とインドは両軍本部間のホットライン設置について、密に連絡を取り合っている」と話しました。

 耿報道官は「中国とインドの国境線をめぐる争いは歴史が残した問題で、両国はいまだ国境線を画定していない。中国・インド政府は国境線をめぐる係争を解決する上で重要な共通認識に達した。昨年10月、双方は『協定』に調印した。中国の国防部隊は終始、両国政府の合意した関連協定を固く守っている。中国はインドと共に、中国・インド国境地区の平和と安寧の維持に力を尽くしていく」と話しています。また、「実効支配線に対する中国とインドの理解に食い違いがあり、昨年、双方の国境地域でいくつかの事件が起きたが、これらは対話と協議ですでに妥結している」と紹介しています。

 耿報道官はまた、「昨年10月に調印した『協定』は、双方のいずれも自らの軍事力は相手を標的にしないということを踏まえ、軍事分野での信頼措置を引き続き実施していくことを改めて確認した」と話しました。その上で、「今年、戚建国副参謀長のインド訪問及びインド軍隊参謀委員会主席で、陸軍参謀長のビクラム・シン(Bikram Singh)大将の中国訪問の期間中、『協定』の実行をめぐって立ち入った議論が行われた。このうち、両軍本部にホットラインを設置することについて、双方はずっと密な連絡を保っている」と明らかにしました。(Yan、小山)

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