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 李克強首相、インドで両国の戦略協力を強調

2013-05-21 18:28:50     cri    

 インドを訪問中の中国の李克強首相は現地時間21日午前、ニューデリーのインド国際情勢委員会で演説を行い、「中国とインドの関係は21世紀の世界で最も重要な二国間関係の一つだ。両国の協力には大きな未来が開けており、双方は戦略協力の新しいチャンスをしっかりつかむべきだ」と述べました。

 李首相は演説で、「中国とインドの人口は合計25億を超え、世界の3分の1以上を占めている。またここ10年、両国は高い経済成長率を保っており、両国の発展と交流は世界の注目を集めている」と述べた後、「現在、両国の貿易額はまだ700億ドルにもならず、両国の経済発展のレベルや経済規模にふさわしくない。双方はまた貿易不均衡の状況を変えなければならない」と語りました。さらに、「中国とインドはいずれも第12次五ヵ年計画を策定した。中国の西方への開放政策とインドの東方向への進出戦略が結びつけば、両国は貿易協力の分野で新しい段階に踏み出すだろう」と述べました。

 今回、李首相は、インドでニューデリーとムンバイを訪れます。政治的な会談や会見が中心だったニューデリー訪問を終える直前、李首相は改めて両国の政治的な相互信頼の重要性を強調しました。

 李首相は、「中国とインドは終始、戦略的かつ全体的な角度から両国関係を把握すべきだ。互いに脅威にならず我慢もせず、互いのパートナーになって発展のチャンスを与え合うという理念を堅持しながら、戦略的かつ政治的な相互信頼の基礎を固めていくことだ。中国は断固として世界平和を護り、インドや南アジア諸国と共にアジアの平和と発展を維持していきたい」と述べました。(05/21 Lin、大野)

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