韓国国防省の金珉ソク（キム・ミンソク）報道官は10日記者会見で、「朝鮮は最近、何発も弾道ミサイルを発射している。これは韓国と国際社会に対する重大な挑発的行為である」と非難しました。

　韓国最大の通信社「連合ニュース」は、金報道官はその席上「朝鮮は最近、何発も弾道ミサイルを発射している。これは朝鮮半島の安定を脅かすだけでなく、国連安保理決議に違反するもので、これは韓国と国際社会に対する重大な挑発的行為である」と非難し、続けて「朝鮮が再び挑発的行為を行う可能性があるため、韓国軍は朝鮮側の動向を注意深く見守っている。すでにあらゆる可能性に対応する準備が整っている」と発言したと伝えています。

　韓国のメディアによりますと、9日の未明4時と4時20分頃、朝鮮は朝鮮半島東部の海域に射程500キロの短距離ミサイルを発射しました。韓国軍は、このミサイルはおそらくスカッドミサイルだろうと分析しています。（hj　小山）国際・交流へ