イラク軍当局が29日に発表したところによりますと、イラク治安部隊と反政府武装勢力はこの日、多くの州で激しい衝突を続けています。また、イラクがロシアから購入した初の戦闘機5機が28日夜、首都バグダッドに着陸したということです。

　イラク国防省が29日に発表したところによりますと、ロシアから購入した5機の戦闘機はすぐにイラク空軍に配備され、治安部隊による反政府武装勢力への攻撃をサポートするということです。

　また、国連のパン・ギムン事務総長は29日に報道官を通じて声明を発表し、イラク危機がエスカレートし、一般人の死傷者が日々増加しており、数百万人が故郷を離れ避難していることに憂慮を示し、衝突の各当事者に一般人の殺害をやめるよう求め、さらにイラク政府に、国際人道法または国際人権法を犯した治安部隊や民兵関係者の責任を追究するよう求めました。（06/30　Lin、小山） 国際・交流へ