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 習主席、パキスタンとスリランカの大統領と会談

2014-05-22 15:13:56     cri    

 中国の習近平国家主席は22日、上海で、パキスタンのフセイン大統領、スリランカのラージャパクサ大統領とそれぞれ会談を行いました。

 習主席はパキスタンのフセイン大統領と会談した際、「私は双方の都合がよい時期にパキスタンを公式訪問し、両国の戦略的、実務的協力を新しいレベルに引き上げたい。中パ経済回廊はシルクロード経済帯と21世紀の海上シルクロードの重要な構成部分であり、これを深く研究し確実に推進し、各分野での協力を強化しなければならない。現在は、グワダル港とラホール軌道交通のプロジェクトを重点に実行するべきだ。中国は、パキスタンが自国の国情に基づいて反テロ戦略を実施することを支持しする。パキスタンと反テロでの協力を強化し、両国及びこの地域の平和と安定を維持していきたい」と述べました。

 これに対し、フセイン大統領は、「パキスタン政府と国民は習近平主席の訪問を期待している。パ中経済回廊の建設は順調に進んでいる。パキスタンは関連プロジェクトの実施に便宜を図り、電力分野で双方の協力を強化したい。『東トルキスタン』のテロ勢力はパ中両国の共通の敵である。パキスタンは中国と協力してテロを取り締まり、効果的な措置を講じて中国人や中国のプロジェクトの安全を確保したい」と述べました。

 また、スリランカのラージャパクサ大統領と会談した際、習主席は、「中国はスリランカを信頼できる友で南アジア、インド洋地域における重要な協力パートナーだとみている。スリランカが国家独立、主権、領土保全を維持するために払った努力を支持し、人権問題を口実にスリランカの内政に干渉することを反対する」と述べました。

 これに対し、ラージャパクサ大統領は、「アジア信頼醸成措置会議(CICA)上海サミットは成功を収めた。私は、習主席が都合のよい時期にスリランカを公式訪問するよう招聘したい。スリランカは21世紀の海上シルクロードの構築に参加し、海上での協力を強化したい。また、中国とインターネット安全面での協力をしたい」と語りました。(玉華、高橋)

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