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 北京市が四合院調査 大部分が激しい傷み

2014-05-12 17:01:15     cri    

  

 北京市地方誌弁公室が明らかにしたところによりますと、北京市の伝統住宅である四合院をこれまで、最も完全な形で収録した『北京四合院誌』が間もなく出版されます。それによりますと、北京市は初めて四合院に対して大規模な全般的調査を行った結果、1000か所近い四合院が歴史の記録として掲載されますが、残念なことに、その中の約半分がすでに問題を多く抱える「大雑院」(多世帯四合院)に変わり果てたということです。

 北京の四合院は、機能により、居住用と非居住用に分けることができます。記者の調査したところでは、前者の場合、一部の良く保存されている個人住宅を除き、大部分は複数の世帯が入居できるよう、空いているスペースに仮設住宅をみだりに建てた「大雑院」に変わり果てた上、傷みがひどく、今後が懸念されます。一方、非居住類の四合院には、会社や学校がオフィス用にしているものがあるほか、博物館、レストランやホテルに変身したものもあります。これらの四合院は、きれいに改築されてはいるものの、古き良き北京の人々の暮らしぶりは伝わってこないということです。(Yan、高橋)暮らし・経済へ

  

  

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