ドイツのメルケル首相は4月30日午前、ドイツを訪問中の安倍晋三首相と会談しました。双方はウクライナ情勢、EUと日本の自由貿易区など一連の政治と経済の問題について意見を交わしました。また、双方は政治と経済などの分野での協力を強化し、特にEUと日本の自由貿易協定、及び国際安全政策などの分野での協力を強めるとしました。

　会談後の記者会見でメルケル首相は、「EUと日本は、EU・日本自由貿易協定の署名に向けた交渉を行っており、双方は2015年に調印することを目指している」と発表しました。

　また、ドイツと日本はG7のメンバー国として、現在のウクライナ情勢に対し、ロシアは衝突緩和に向けて更なる役割を発揮するべきだとの意見で一致しました。（劉叡、高橋）国際・交流へ