中国商務省は27日、中国の消費市場が今年も安定成長し、政府の一連の消費刺激策により、その成長スピードが徐々に上がっていくとの判断を示しました。

　統計によりますと、今年1月から3月までの第1四半期の社会消費財小売総額は6兆2000億元に達し、昨年同期に比べ、名目では12％、価格要因を除いた実質では10.9％伸びたことになります。

　また、第1四半期の消費市場では、ネットショッピングの急速な成長が目立っています。商務省の監視観測下にある小売業者5000社では、3月のネットショッピングが昨年同期に比べ35.2％伸び、1月から2月までの伸び率より15.2ポイント上がりました。このほか、観光や情報、文化産業の消費も速い成長を続けているということです。（鵬、kokusei）暮らし・経済へ