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　今年の「国慶節7連休期間中の国外での高級品消費統計報告書」が9日に発表されました。それによりますと10月1日から7日までの1週間で、中国大陸の消費者による国外での高級品消費額はあわせて41億ユーロで、去年の連休に比べ6.5％伸びました。

　一方国内の高級品消費額はあわせて1億8000万ユーロにとどまり、去年の3.8億ユーロと比べ53％減少する、厳しい状態となりました。

　これについて、世界高級品協会（World Luxury Association）の会長は記者の電話取材に応じ「以前は関税の差が国外で高級品を購入する理由だったが、今は観光消費の便利さが主な原因となっている」と語りました。

　世界高級品協会の中国首席代表を務める欧陽坤氏は、「国慶節の連休は外国の高級品店も利益を期待する重要な期間となり、中国の観光客へのサービスも重点となっている」と述べました。（玉華、吉野）暮らし・経済へ