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 中国、2020年の1人当たり肉消費29キロに

2014-02-12 17:42:24     cri    

 中国の国務院弁公室が公表した『中国食物・栄養発展綱要(2014―2020年)』(以下『綱要』)では、「中国は穀物の自給と食糧の絶対的な安全を保障する必要がある。2020年には全国で年間1人当たり消費量は食糧が135キロ、肉類が29キロ、果物が60キロになる」と指摘しています。

 食物生産量の発展について『綱要』では、「2020年までの6年間で穀物の自給と食糧の絶対的な安全を保障し、食物の品質を全面的に向上させると共に、品種の構造を最適化し、食物供給力を徐々に高めていく。2020年までに全国の食糧生産を5.5億トン以上にし、植物油・肉類・卵類・牛乳類・水産品などの安定した生産を確保する」と提起しています。

 国民の保健計画について『綱要』では、「十分な量のエネルギーとたんぱく質の摂取を保障し、脂肪の摂取量を抑え、適量のビタミン摂取を維持する。2020年までに全国の1人当たりエネルギー摂取は2200 Kcalから2300 Kcalになり、うち穀物によるエネルギー供給が50%以上、脂肪が30%以下になる。1人当たりのたんぱく質摂取量は78グラムになり、優質たんぱく質が45%以上を占める。ビタミンなどの微量元素の摂取量は住民の健康が要求するレベルを満足させる」との意見を提出しています。

 このため、中国では定期的な検査・分類指導・消費誘導からなる住民栄養改善システムを構築することになっています。また、住民の食物・栄養検査管理制度を整備し、検査とデータ分析を強化します。さらに、重点地域と重点対象の人びとに対する栄養指導を行い、微量栄養素不足や油脂過剰摂取などの問題の解決を重視していきます。様々な形の栄養教育を行い、住民の合理的な飲食習慣を指導し、健康的な飲食文化の改善を促進していく方針だということです。(Yin、大野)暮らし・経済へ

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