マレーシア航空370便の捜索を統括する合同調整センター（JACC）が27日朝明らかにしたところによりますと、米海軍の無人潜水艇「ブルーフィン21」は27日、15回目の捜索で中心部の予定捜索範囲での捜索を終え、その後は隣接海域での捜索を始めるということです。

　合同調整センターによりますと、「ブルーフィン21」はこれまで14回の捜索を行いましたが、発見につながる手がかりが得られず、27日午前15回目の捜索を始めました。その後は北側に隣接する海域に捜索を移しますが、その具体的な範囲については明らかにされていません。

　また、現場海域では天候が悪化しており、計画されていた空中と海上での捜索が中止されています。（ZHL、大野）国際・交流へ