(撮影:黎萌)
ボアオ・アジア・フオーラムの理事長を務める日本の福田康夫元首相は10日、海南島・ボアオで、中国の自由貿易協定の推進に大きな期待を示しました。
これは福田元首相が10日、ボアオ・アジア・フォーラム2014年年次総会で李克強首相が行った基調講演について感想を聞かれた際に述べたものです。
福田元首相は、中国国際放送局(CRI)記者のインタビューに答えた際、「一言で言えば、李克強首相のスピーチは非常に力強いものだったと思う。その中心は中国がこれからどうするのかという大きなテーマについてお話をされた。この中で自由貿易協定のこれからの推進に大きな意欲を示された。ボアオ・フォーラムはそもそもそういうことを目的としている。だから、この島に世界中から人が集まってくる。こういう国々と自由貿易をすることは、人と人が会い、国と国が協力を行うものである。国と国がやる実態は人なのだから、その人たちが気持ちを一緒に合わせて、統一的な考え方を発信していく。それが自由貿易協定を進めていくために必要である。中国の自由貿易は、ボアオから始まると考えてもいいのではないかと思う」と述べました。(ZHL)暮らし・経済へ
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