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ボアオ・アジアフォーラム2014年度年次総会の開幕式が中国海南省のボアオで行われました。今回のテーマは「アジアの新未来、成長の新たな原動力の模索・開放」です。中国の李克強首相やラオスのトンシン首相、東ティモールのシャナナ・グスマン首相、オーストラリアのアボット首相、カザフスタンのセリク・アフメトフ首相、韓国の鄭ホン原(チョン・ホンウォン)国務総理など各国の首脳が出席しました。
李克強首相はその中で、「共同でアジア発展の新たな未来を切り開く」と題する演説を行い、本地域諸国とともに平和と繁栄、開放されたアジアの構築に尽力していきたいとの考えを示しました。
国際政治情勢について、李克強首相は「現在新たな調整に直面している。先進国の経済は好転の兆しを見せているが、新興経済体には新しい課題が浮上しているため世界経済の全面的な回復は難しくなり、成長の力が不足している」と指摘しました。
アジアの発展情勢について、「アジアの大部分は発展途上国であるため、1人あたりのGDPは高くない。今も7億人あまりが国際貧困ライン以下の生活を送っており、経済を発展させ、国民生活の改善は依然として困難な任務だ」と述べました。
このほか、李克強首相はアジアの利益共同体と運命共同体及び責任のある共同体という3つの共同体の構築を提案しました。(万、吉野)暮らし・経済へ
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