消息不明のマレーシア航空機の捜索作業について、中国外務省の洪磊報道官は3日に北京で開かれた記者会見で「オーストラリアは2日に中国側の捜索範囲を北東部海域に調整した。この日正午までに、中国の海上救援センターはインドネシア及びオーストラリアの西海域を通過した商船62隻を利用し、合わせて16万平方キロメートルの海域を捜索した」と発表しました。

　また洪磊報道官は、「中国とオーストラリアが共同捜索する北東部海域の面積は22万平方キロメートルで、長方形の形をしている。現在、中国の『海巡01』、『南海救115』、『東海救101』、及び海軍の『千島湖』艦、『崑崙山』艦、『井岡山』艦が当海域で捜索活動を行っているが、『海巡31』、『長春』艦、『常州』艦、『巣湖」艦からなる海軍150編隊、『永興島』艦も引き続きインド洋の東部海域で捜索を行う」と述べました。（万、吉野）国際・交流へ