3月31日、インド洋の南部海域でマレーシア不明機の捜索が行われました。合わせて10機の飛行機と10隻の艦艇が目標海域で捜索を行いましたが、進展は得られませんでした。

　中国外務省の洪磊報道官は3月31日の定例記者会見で、マレーシア不明機の捜索に関する最新状況について紹介し、「中国は32万平方海里に及ぶ南インド洋の新しい任務エリアで合同捜索を開始した。わずかでも希望があるなら、積極的に努力していく」と語りました。

　マレーシアのフセイン交通相代理は当日の定例記者会見で、「捜索の最新情報を手に入れるため、マレーシアのナジブ首相が4月2日にオーストラリアのパースへ向かう予定だ」と明らかにしました。

　オーストラリアは3月31日にパースで多部門合同捜索協調センターを設立しました。4月1日から捜索関連の進展情報や協調事情はすべてこのセンターから発表されます。またブラックボックスの捜索設備を搭載したオーストラリア海軍の支援艦は3月31日の夜にパースを出発し、4日後に目標海域に到着する予定だということです。（04／01　Lin、吉野）国際・交流へ