会員登録

 中国外務省、「比提訴の本質が中国領土の不法占有にある」

2014-03-31 18:34:09     cri    
 南海の領有権問題をめぐり、フィリピンが国際仲裁裁判所に提訴したことについて、中国外務省の洪磊報道官は31日の定例記者会見で、仲裁を受け入れず、参加しないという中国側の厳正な立場を改めて強調した上で、フィリピンが独断専行で国際的な仲裁を引き起こすことは、中国領土を不法占有し、南海でいざこざを起こす本質を覆い隠すためだと指摘しました。

 29日、フィリピンが仁愛礁に座礁した軍艦に補給したことについて、洪磊報道官は、「フィリピンが仲裁手続きを提起する前日に、記者を組織して仁愛礁海域で活動したことは、意図的に画策した行動であり、その目的は仁愛礁の領有権問題をやたら宣伝することによって、国際的な仲裁を引き起こすための雰囲気を作り上げて、中国の領土である仁愛礁を不法占有する企みを実現させることにある」と述べました。

 また、米国務省のハーフ副報道官が30日発表した声明で、「米国は海洋を巡る紛争を、脅迫や威圧ではない平和的な手段で解決するやり方を支持する」との立場を示したことについて、コメントを求められた際、洪磊報道官は、「米国は南海問題の当事国ではなく、領土の主権問題で立場を持たないと何回も表明した」とし、その確約を順守し、南海地域の平和と安定にプラスとなることを行うよう、米国政府に促しました。(ZHL、Kokusei)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS