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 中国外務省、南海問題や香港人人質事件などに言及

2013-10-11 21:15:00     cri    
 中国外務省の華春瑩報道官は11日定例記者会見で南海問題、香港人人質事件、日本の歴史認識などに関する記者の質問に答えました。

 華報道官は、「南海問題に対する中国の立場は非常に明確である。南海の航行は終始自由で問題は存在しないうえ、今後も問題はない。中国とASEAN加盟国は既に共通認識を得ており、引き続き南海における航行の自由と安全を保障していく。南海問題の実質と根源は、中国と一部のASEAN加盟国が南沙諸島の一部の島嶼をめぐる領土紛争と一部海域についての紛争だ。10年ほど前に、中国はASEAN諸国と既に『南海各方行為宣言』を作った。他の国は中国とASEAN加盟国が得た共通認識とそれまでの努力を尊重し、この問題とかかわりのない国は、当事国同士の直接交渉による問題解決への努力を尊重し、その地域における国と国との間の相互信頼にプラスになることを多くし、問題解決に有利なことを多くし、地域の平和と安定に損害を与えることをしないようにしなければならない」と述べました。

 香港人人質事件について華報道官は、「中国政府と中国の指導者は、香港人人質事件の対応に非常に関心を寄せている。9日、李克強首相はブルネイで東アジア首脳会議に出席した際に、フィリピンのアキノ大統領に事件に対する中国側の立場を伝えた」と話しました。

 日本の歴史認識問題に触れ、華春瑩報道官は「今年は中国人民抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利68周年に当たる。中国人民抗日戦争と世界反ファシズム戦争の勝利は正義が邪悪に打ち勝ち、光明が暗黒に打ち勝ち、進歩が反動に打ち勝つ偉大な勝利であった。悲惨な歴史を銘記し、深刻な教訓を汲み取ることこそ、歴史の悲劇の再発を防ぐことができる。日本が第二次世界大戦中の侵略の歴史を正しく認識し、それを取り扱うことができるかどうかが、日本の今後の発展のあり方と関わり、また日本がアジアの隣国との今後の関係発展に関わり、また東北アジアの平和と安定に関わるものである。日本が歴史に対する責任ある態度、それに未来に対する責任ある態度をもって、その侵略の歴史を真面目かつ深刻に反省し、平和発展の道を歩むことを堅持してほしい」と話しました。

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