クリミアの高官は「24日から支払いの際は、ウクライナの通貨フリブナでも、ロシアの通貨ルーブルでもどちらでも支払うことができる」と話しました。

　クリミア銀行の頭取は「23日、フリブナとルーブルが共に流通できる期限は2016年1月1日までだ。通貨システムでは一時的に２つの通貨を使用する。ルーブルをクリミア共和国の主要な通貨とし、給料や退職年金、奨学金などの支給はいずれもルーブルとなる。ロシアの通貨は次第にウクライナの通貨に取ってかわる」とコメントしました。

　またクリミア当局は2つの通貨に関る投機活動を制止し、2つの通貨の一定の為替レートを維持することを決定しました。 （hj　吉野）　国際・交流へ