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ロシア連邦憲法裁判所は19日、ロシアがクリミア自治共和国や特別市セバストポリと調印した編入に関する条約は、ロシアの憲法に符合すると認定しました。
ロシア憲法裁判所のゾリキン長官はこの日、「憲法裁判所はクリミアなどの編入に対して非公開審議を行った。19人の裁判官は一致して、これがロシアの憲法に符合すると認めている」と述べました。ロシア国家会議(議会下院)は同日、「プーチン大統領はすでに、憲法裁判所が認定した編入に関する条約や、2つの新しい連邦主体の具体的な事柄を規定した憲法草案を国家会議に提出した。国家会議は今週中に審議を終わらせる」と明らかにしました。
これと同時に、ロシア側はクリミアが編入された後の社会民生問題の解決にも着手しています。プーチン大統領はこの日、政府活動会議を開き、最短期間内にクリミアの年金レベルをロシアの基準に引き上げるよう、トピリン労働・社会保障相に伝えました。
一方、ウクライナ情勢がますます激化し緊張する中、国際社会は協議を進めています。国連のエリアソン副事務総長は19日、当面の危機を解決するために直接対話を行うよう、ロシアとウクライナに促しました。また、パン・ギムン事務総長は斡旋のためにロシアとウクライナに赴きました。(玉華、高橋)国際・交流へ
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