フィリピンの中国語新聞『ワールドニュース』は26日社説を発表し「日本の右翼勢力が台頭して歴史を否定し、拡張主義の道を歩むことを企んでいるこの時に、中国の全国人民代表大会常務委員会が法律で中国人民抗日戦争勝利記念日と南京大虐殺犠牲者国家追悼日を定めることは重要な意義を持っている。記念日の設定は警鐘を鳴らし、民族の誇りを鼓舞する上で重要な役割を果たすだろう」と指摘しています。
社説は「抗日戦争は中国近代史上における感動的で偉大な出来事であり、最終的に日本侵略者の失敗と中国人民の勝利として歴史に刻まれた。記念日を設定する措置は正しい。人々に歴史を覚え、歴史を鏡とし過去を忘れず、歴史の教訓と抗日戦争の勝利の日を永遠に覚えさせることができる」と見ています。
社説はさらに「多くの国の歴史が証明しているように、歴史、特に痛ましい教訓を覚えることこそ、人々が発奮して国の富強を図り、精神を奮い起こして政治に精励し、軍国主義野心家による再度の蹂躙を防止することが出来る。南京大虐殺は大変悲惨な事件で、抗日戦争の勝利の日は人々の心を奮い立たせる日である。この二つの日を歴史的記念日に定めることは、警鐘を鳴らし民族の誇りを鼓舞する上で重要な役割を果たすだろう」と述べました。(Yin、kokusei)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |