日本の文部科学省は教科書作成などの指針となる中学と高校の学習指導要領解説書で、釣魚島を日本の固有領土と明記することを決めました。これを受けて、中国外務省の華春瑩報道官は28日、「中国はこれに強く注目し、すでに日本側に厳正な申し入れを提出した」と明らかにしました。

　華報道官は「釣魚島とその付属島嶼は古くから中国の固有領土である。日本はどんなに巧妙に企み、様々な手法を変えて自らの誤った立場を宣伝しようとしても、釣魚島が中国に属するこの基本的な事実を変えることが出来ない」と強調しました。

　また、歴史を尊重し、挑発をやめ、正しい歴史観で若い世代を教育し、実際の行動で隣国との関係改善に取組んでいくよう日本に促しました。（Katsu、Kokusei）