中国の王毅外相は22日、スイスのモントルーで、アメリカのケリー国務長官、フランスのファビウス外相とそれぞれ会談を行いました。
王外相はケリー国務長官と会談した際、「双方はハイレベルの戦略的な交流の勢いを保ち、各分野での実務的協力を深め、意見の食い違いを適切に処理して両国の新しい大国関係をうまく推進していくべきだ」と述べました。
ケリー国務長官は、「アメリカは、中国がシリア問題、イラン核問題などで払った努力を賞賛する。双方は重要な地域問題での意思疎通を引き続き強化すべきだ」と述べました。
フランスのファビウス外相と会談した際、王外相は、「現在、中国とフランスの関係は重要な時期にある。双方は両国の国交樹立50周年を盛大に祝い、相互訪問を計画している。こうしたイベントを通じて両国関係の戦略性と特殊性を表し、また両国関係の深みをさらに豊かなものにして行くべきだ」と述べました。
これに対し、ファビウス外相は、「フランスと中国の関係は非常に重要だ。フランスは中国との各分野での実務的協力を一層拡大し、両国の関係を発展させていきたい」と語りました。(玉華、kokusei)
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