王外相は、「去年、私たちは7回も会談した。ラブロフ外相とともに、各項目で両国首脳が達成した共通認識を積極的に実行し、両国の全面的戦略パートナー関係の大ききな発展を進めていきたい。ソチ冬季オリンピック大会はロシアの大きなイベントだが、大会の円満な開催を信じている。習近平国家主席はプーチン大統領の招待に応じて開幕式に出席するが、このことは重要な問題における相互の支持と協力を表わしている」と述べました。

　一方、ラブロフ外相は、「ロシア側は習主席の開幕式出席に大いに期待している。ロシアは中国と密切に協力し、習主席の訪問の成功と快適さを確保したい。中国の極地観測船『雪龍号』がロシア調査船を救助したことに感謝している。これは両国国民が相互に支持し助け合っていることの生きた事例だ」と話しました。

　双方はまた共に関心を寄せる問題について意見を交わしました。王外相は、「両国首脳は世界反ファシズム戦争勝利70周年の記念活動を実施することで共通認識に達した。双方は早めに計画し準備するべきだ」としました。ラブロフ外相は、「ロシアは中国の見方に賛成だ。中国と協力して世界反ファシズム戦争勝利の成果を護り、70周年記念活動をうまく実施したい」と述べました。（Yin、大野）