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中国外務省の王毅外相は12日、ヨーロッパの雑誌「ニューヨーロッパ」の2014年新年特別号で「中国の発展は世界を彩る」と題する署名入りの文章を発表し、中国が新たな国際秩序を建設していく中で積極的な役割を果たしていくことを全面的に紹介しました。
王外相は文章の中で、「国は大小を問わず一律平等であることを堅持し、覇権主義には反対する。中国は自らの行動をもって、国が栄えることによって覇権を唱えるとは限らないことを世界の国々と共に証明していく自信がある。最大の発展途上国と最大の先進国共同体としての中国とEUは、それぞれ自身の状況を踏まえた発展の道を歩むことを尊重し、共に努力して世界の平和と安定を維持していくべきだ」と指摘しています。
また文章では、「中国は、世界と共にチャンスを享有し、繁栄を作り上げていく心構えが出来ている。中国は、中国が打ち出した新たな4つの建設とEUの経済回復を結びつけ、中国とヨーロッパの市場を結合させ、中国とヨーロッパの発展に力をいれ、世界経済の強力で持続的、またバランスが取れた成長にも新たな動力を注ぎ込みたい」としています。
王外相は更に、「第二次世界大戦終結68年を迎えた今日に至っても、日本は依然としてその侵略の歴史を直視せず、日本の指導者は14名のA級戦犯が合祀されている靖国神社を参拝した。軍国主義者によるその対外侵略の歴史に対する日本の態度は、ヨーロッパがナチスの罪を徹底的に追及した立場とは明らかな対比をなしている。国際社会はこれに警戒心を高め、人類の良知と戦後の国際秩序を断固守っていかなければならない」と指摘しました。(劉叡、kokusei)
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