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 王外相、「正しい"義・利"観は外交の旗印」

2014-01-11 13:45:36     cri    

 アフリカのセネガルを訪問中の中国の王毅外相は10日、セネガルのンジャイ外相と会談した後の共同記者会見で「正しい道義と利益の考え方は、新たな時代の中国外交の旗印である」と述べました。

 王外相は「正しい道義と利益の考え方は、習近平国家主席が昨年のアフリカ訪問で打ち出したもので、我々はこれを真剣に実行する。その道義というのは、中国がアフリカ諸国との交流で道義を優先し、平等、友好、約束を堅持し、アフリカの正当な権利と合理的な訴えに取り組むことを意味する。また、利益というのは相互の利益を図ることである。中国は、アフリカとの付き合いで、植民地支配をした国のような略奪などをせず、資本主義の利益優先というやり方もしない。また、一部の国のように自分の利益だけを求めることもしない。アフリカとの共同の発展と繁栄を目指す。アフリカ諸国のほうが早く、多く利益を得られるよう努力したい」と説明しました。

 同じ日、王外相はセネガルのサル大統領とトゥーレ首相とも会談し、インフラ整備や民生事業の協力、中国企業からの投資の拡大などを確認し合いました。(鵬、高橋)

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