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 王毅外相、米国務長官と韓国外相とそれぞれ電話会談

2014-01-01 13:41:36     cri    

 中国の王毅外相は12月31日夜、アメリカのケリー国務長官と韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相とそれぞれ電話会談を行いました。

 ケリー国務長官との会談で、王外相は「2014年の元日は中米両国の国交樹立35周年記念日である。35年来、中米関係は歴史的な発展を遂げ、両国と両国の国民に大きな恩恵をもたらし、また地域ひいては世界の平和、安定と繁栄の促進に重要な役割を果たしてきた。来年両国は一連の重要な議事日程がある。中国はアメリカと共に、習近平主席とオバマ大統領が達成した重要な共通認識を確実に実施し、中米の新型大国関係の建設推進に取組んでいく。また、実務的協力を深め、食い違いを適切に処理し、引き続き両国関係の更なる発展を推進していく」と述べました。

 ケリー国務長官は王外相の見方に賛同の意を表し、「当面の国際と地域情勢を前に、米中両国にとって協力しなければならない分野はますます多くなっている。新しい一年に、アメリカは中国との交流を強化し協力を深め、米中の新型大国関係の構築を堅持していく。また、共に世界的な課題に対応し、世界により多くの積極的な影響をもたらしたい」と述べました。

 双方はまた、当面の日本問題と朝鮮半島の情勢、パレスチナとイスラエルの和平交渉などについて意見を交わしました。

 一方、王毅外相と韓国のユン・ビョンセ外相との会談では、双方は2013年に中韓両国の関係が良好に発展してきたことを認め合いました。王外相は「新しい一年に、両国は両国の首脳が達成した重要な共通認識を実施し、ハイレベルの往来を頻繁に行い、戦略的相互信頼を強化すると共に、友好協力を強化し、中韓関係を新たな段階に発展させていくことを推進していく」と述べました。

 双方はまた日本の安倍晋三首相の靖国神社参拝問題について意見を交わしました。王外相は「中韓両国はそれぞれ安倍首相の行為を厳しく非難した。われわれの反応は正義で正当なもので、人類の良知、国際的公理、侵略された諸国の人々の尊厳を守っている」と強調しました。

 ユン・ビョンセ外相は安倍首相の靖国神社参拝に対する韓国政府の厳正たる立場を表明しました。(Katsu、Kokusei)

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