中国共産党による1回目の大衆路線教育実践活動のまとめ、及び2回目の活動準備会議が20日、北京で開かれました。習近平中国共産党中央総書記（国家主席、中央軍事委員会主席）が会議に出席し、「1回目の経験を十分に活かし、『四風（形式主義、官僚主義、享楽主義、ぜいたく主義）』への反対を貫き、民衆が最も関心を寄せる問題に着手し、民衆の利益に関わる問題の解決に力を入れ、民衆の身近にある不正問題を解決し、仕事に対する姿勢の改善を、草の根レベルで実施するべきだ。民衆が満足できる効果を収めなければならない」と強調しました。

　習総書記は「1回目の教育実践活動は段階的な成果を得た。共産党員と幹部が党員としての階級的自覚を持つようになった。『四風』が蔓延する勢いを阻止し、社会の雰囲気を良くした。大衆路線の長期的な効果を果たすメカニズムと、初期的な固い制約が形づくられた。教育実践活動による新しい変化は民衆に認められ、党内外からの評価を受けている」と指摘しています。

　また、習総書記は「2回目の教育実践活動の重要性を認識し、思想と行動への自覚を強めなければならない。2回目の活動は1回目の活動の延長と深化である。基礎が頑丈でなければ、すべてが揺れる。市と県の政府部門、幹部、末端の組織と民衆との連絡がより直接的になったため、不正問題はより強く民衆の利益を損ない、民衆の感情を傷つけることになる。民衆の身近にある腐敗問題や、民衆の利益を損なう様々な問題を解決し、民衆の合法的な権益を着実に確保する必要がある」と強調しました。（Yin、山下）