中国共産党第十八期中央委員会第三回全体会議(三中全会)が開催されています。世界各国のメディアは、「中国の改革開放事業が重要な段階に差し掛かった時期に開かれたこの会議は、重要な政策を決め、改革の全面深化と経済の持続的で安定した発展を進めるための全般的な計画を打ち出すだろう」と報道しました。
イギリスの「フィナンシャル・タイムズ」紙は、「三中全会は中国という巨大な船が正しい方向に向かって航行するための信号を示すものだ。中国経済は消費と技術革新が牽引する持続的な発展を重視したモデルに移行するだろう」と指摘しました。
ロイターは、「30年以上の改革開放は中国を世界第2の経済体にしたが、内部の矛盾も際立ってきた。この矛盾の解決について、今回の三中全会で答えが出されるだろう」と述べています。
フランス通信は、「三中全会は、中国経済の今後の発展方向を決め、中国の経済運営にとって長期的な意義を持つ改革戦略を打ち出すだろう」としました。
このほかアメリカのAP通信やドイツ通信なども、三中全会に関して報道しています。(万、大野)
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