カイロを訪れている中国外務省の張明次官は8日に「釣魚島とその付属島嶼は古くから中国固有の領土である。中国人は最も早くこれらの島嶼を発見、命名、利用し、長期にわたって効果的な管轄を行っていた。1895年の甲午戦争末期、日本はこれらの島嶼を盗み取った。1943年の『カイロ宣言』および1945年の『ポツダム宣言』などの国際文書に基づき、釣魚島とその付属島嶼は国際法上で中国領土となった」との立場を強調しました。
張次官は「安倍晋三氏を頭目とする日本の右翼勢力は歴史に責任を負わず、侵略戦争の罪を認めないどころか、安倍晋三氏は数千万人にものぼるアジア太平洋諸国国民が犠牲になった第2次世界大戦のA級戦犯を参拝し、敬意を表した。これは中日関係の政治的基礎を覆し、中国を含めたアジア太平洋地域諸国の国民感情を傷つけ、人類の道徳の規準に挑み、アジア地域の平和と安定を大きく損なった。安倍晋三氏は自ら行動して中国指導者と対話する扉を閉めた。中国国民はこうした日本の政治家を歓迎しない」と語りました。(ジョウ、吉野)
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