中国の王毅外相は19日にエルサレムでナチス・ドイツ によるユダヤ人大虐殺の犠牲者を追悼するために建てられたイスラエルのヤド・ヴァシェム記念館を見学し、ユダヤ人犠牲者たちに花輪をささげました。

　王外相は、「ヤド・ヴァシェム記念館は多くの歴史的事実と証言を通じて、当時のファシズムの根源、社会背景などを展示し歴史を明らかにしている。人々に警告を与え深く考えさせる」と述べました。

　王外相はまた「中国もファシズム主義の被害者である。南京大虐殺記念館は当時の日本侵略軍の暴行を記録している。中国人は世界の平和を愛する人々と共に、歴史を鑑とし悲劇の再演を絶対に許さず、未来に向けて平和の力がより強化されることを希望している」と述べました。（ooeiei、吉野）