FBI・アメリカ連邦捜査局は6日の午前、1日の夜にサンフランシスコの中国総領事館の放火事件の容疑者が警察局に自首したことを明らかにしました。

　この日の午前、FBIは記者会見を開き、容疑者の男についての情報を発表しました。それによりますと男は39歳で馮岩（フォン・イエン）と名のっています。

　FBIは「個人的な行為でありテロ組織や、政治的なもの、民権などとは関係ない。容疑者は中華系のアメリカ国民で犯罪暦はない」と発表しました。

　馮岩容疑者は放火とサンフランシスコの中国総領事館破壊の疑いで起訴されるということです。

　FBIは犯行動機と詳細については言及しませんでした。

　サンフランシスコの中国総領事館は声明を発表し「アメリカ側は放火事件を調査するために努力した。アメリカに対し法律に基づいて容疑者を厳しく処罰することを要求する。中国側は案件の審議とその後の進展に注目している。アメリカは教訓を活かし、効果的な措置を講じて中国との外交、領事館員たちや領事館の安全と尊厳を守らなければならない」とし同様の事件の再発防止を保つよう呼びかけました。（Yin、吉野）国際・交流へ