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フィリピンで拘束の中国人労働者の権利確保を要求

2013-10-05 14:48:48     cri    

 フィリピン駐在中国大使館の5日の発表によりますと、フィリピン移民局に拘束された138人の中国人労働者に、4日夜大使館員が面会しました。現在、すでに3人が釈放されましたが、中国は拘束された中国人労働者の安全と合法的権益を確保するようフィリピンに求めています。

 フィリピンGMAニュースのウェブサイトに4日掲載されたニュースによれば、フィリピン移民局はフィリピン北部のある発電所の建設工事現場で不法就労をしている中国人労働者を拘束しました。

 この情報を知った中国大使館は直ちに館員を現地に派遣し、詳細を把握すると共に、中国人労働者に面会しました。そして、フィリピン移民局の責任者と会談し、中国人労働者に人道的な待遇を与え、彼らの安全と合法的権益を確保するよう求めました。

 大使館の張華報道官は、「拘束された中国人労働者138人はすべてある中国企業から発電所の建設に派遣されてきた。そのうち証明書などが揃っている3人はすでに釈放されたが、135人が就労ビザを持っていなかったためまだ拘束されている」と述べました。現在、大使館はフィリピンの関係部門とさらに協議しています。

 また張報道官は、「フィリピン駐在中国大使館は改めて中国公民に注意を喚起したい。フィリピンで仕事する際は、自分の安全と権益を守るために合法的な就労ビザを取らなければならない。大使館は引き続き中国公民に援助を提供し、安全と合法的権益を保障していく」と強調しました。(Katsu、大野)

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