第1回上海留学生フォーラムによりますと、このほど上海市は帰国した留学生の上海自由貿易試験区での起業を奨励することを目的として、留学生起業連盟を設立しました。上海市外国専門家局の黄渭茂副局長は「上海自由貿易試験区の創設は留学生にとって帰国後の起業の重要なチャンスである。このほど開かれた第16回中国留学生広州科学技術交流会では世界各地からの留学生5000人が関係部門に自由貿易区での起業条件や環境などについて質問した」と紹介しました。

　また黄渭茂副局長は「現在、上海で働く帰国留学生はおよそ10万人に上り、上海は帰国留学生が最も集中する都市となっている。上海には留学生がつくった企業が4600社ほどあり、登録資金は6億4000万ドルを超えた。これらの企業はほとんど独自の知的財産権を持っている」と述べました。（hj　吉野）暮らし・経済へ