上海市商務委員会によりますと、9月末時点で60社近くのグローバル企業がアジア太平洋地域或いはアジア地域の本部を上海に置いていることが分かりました。上海が国際貿易の中心地になりつつあることを象徴しています。また上海にある支社をグローバルに向け本部とする会社も現れ、中国市場が世界に与える影響が拡大していることを示しています。
このほかグローバル企業の業務転換が関心を集めています。フォード・モーターはアジア太平洋地域の本部をタイから上海に移し、家具やインテリアなどを販売するイケアはシンガポールから、マクドナルドは香港からそれぞれアジア太平洋地域の本部を上海に移しました。
上海市商務委員会の統計によりますと、9月末時点で393社のグローバル企業が上海に本部を設置したことが分かりました。グローバル企業の上海支社の役割は管理型と投資型に分けられ、そのうち管理型が53%占めているということです。(劉叡、吉野)暮らし・経済へ
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