日本メディアの報道によりますと、日本とトルコは戦車エンジンの研究開発を含む防衛分野での技術協力の展開を検討していることが分かりました。トルコのエルドアン首相は、半年の間2回もトルコを訪れた安倍晋三首相と原子力発電に関する文書に調印しました。トルコと日本の協力は原子力発電、経済貿易、教育文化、国防工業までに広がってきました。

　日本の『朝日新聞』と共同通信社は12日、日本がトルコと防衛分野における技術協力を行うことを報道しました。それによりますと、両国政府は防衛装備の共同開発について話し合うことになっており、三菱重工業はトルコの企業と合弁会社を設立し、戦車エンジンの研究開発を行うということです。日本の小野寺五典防衛相も防衛装備の共同開発は両国が検討中の課題の一つだとしています。

　同じ日トルコのメディアも共同通信社のこのニュースを転載し、戦車エンジンの共同開発は両国首相が5月の会談で達した共通認識だとしています。しかし、トルコ政府はこのことについてまだ明らかにしていません。

　トルコは戦略的に重要な位置にあり、経済発展の面でも成果を収めています。トルコのあるウェブサイトは「日本がトルコと原子力発電、経済、科学技術、また防衛装備の研究開発の面で協力を行うことはトルコが日本の輸出拠点となるだけでなく、トルコを通して日本は中東の他の国々との外交、経済の関係を強化できるだろう」と見ています。（殷）　国際・交流へ