フランスのオランド大統領は30日、パリの大統領府で中国の王毅外相と会見しました。
オランド大統領は「中国との全面的な戦略パートナーシップを非常に重視し、来年の両国国交樹立50周年を中国とともに盛大に祝うつもりだ。双方はハイレベル相互訪問を維持し、貿易規模を拡大していく。相互投資と原子力、都市化などの分野の協力を強め、互いに観光客誘致を拡大し、旅行安全保障など良好な観光サービスを提供する。またシリア情勢、イラン核問題、気候変動対策など国際・地域問題での協力を維持してゆき、EUと中国の関係推進における仏中関係の大きな役割を発揮させていく」と述べました。また天安門前で発生したテロ攻撃事件を非難しました。
これに対し、王毅外相は「オランド大統領が4月に訪中し、習近平国家主席と全面的な戦略パートナーシップ構築で合意し、両国関係の方向を定めた。中国とフランスは安保理常任理事国と独立の伝統をもつ大国として、地域から国際問題において中仏協力は鮮明な戦略性を備えている。両国は相互関係を中国と西側諸国との関係の先頭に置き、中仏関係を中国とEUの関係を導くものと位置づけるべきである」との考えを示しました。(ジョウ、吉野)国際・交流へ
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