FRB・アメリカ連邦準備制度理事会が10月30日に2日間の日程で行われた通貨政策10月定例会議を終えました。会議後、連邦公開市場委員会は声明を発表し、現在の0から0.25％という超低金利政策を維持し、また賛成9票、反対1票で月850億ドルの資産買い取りプログラムを継続することを明らかにしました。

　9月の政策声明と比べ、FRBの10月の政策声明では経済見通しの予測にあまり調整はなく、「アメリカ経済が緩やかに改善しつつある」としました。このほか「今後数ヶ月間にアメリカ不動産が緩やかに回復する」と指摘しました。（hj、吉野）国際・交流へ